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テリー・ライアン先生のセミナー①

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昨日の朝、うっすらと雪が降り積もった高速を通り、青森県動物愛護センターまで行ってきました。

今回は譲渡会のボラではなく、ある先生の講習会を聞くためです。

その方とは、テリー・ライアン先生。

テリー先生は、「褒めてしつける」という今のしつけの主流のやり方を確立された、世界でも第一人者の方です。

そんなすごい先生が青森にいらして講習会をやってくれる、と聞いたら、そりゃ行かないわけにはいきませんよね(笑)

講習会は、10:00~16:00までの実に6時間!!!

そんな長い時間、いったい何を教えてくださるんだろう?と興味深々で向かいました。

受講は、犬連れ参加と見学(人間のみ)に分かれていて、私は犬連れ参加で申し込みをしました。

パパと私、マロンとミント、人間2人と犬2匹で参加です。

センターに着くと、すでに沢山の方が集まっていました。

犬連れ参加は24組、見学は2~30人でした。

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会場は上の写真のようになっており、下の大きなスペースに犬連れ参加の方の席が用意され、ぐるっと囲むように椅子が置いてありました。
見学の方は、一段上の席からガラス越しに見るようになっています。

沢山のわんちゃんと人が集まっているので、中には興奮して吠えてしまうわんちゃんもいました。
ミントも他のわんちゃんの声に釣られて何度も吠えてしまいました(汗)

今回は、パパ&ミント、私&マロンという組み合わせです。

わんちゃんの吠える声が響く中、テリー先生が登場されました。

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見るからに気さくそうで、どこにでもいそうなアメリカのおばちゃん(先生、ごめんなさい)という印象の方です。

先生は、吠えるわんちゃんや飼い主さんを怒ることもなく、おだやかに話し始めました。

手に、ジャーキーを持ち、「みささんのわんちゃんでジャーキーにアレルギーがある子はいますか?」
誰も「はい」と言う人はいなかったので、続けてお話されました。

「では、これから私がこのジャーキーを与えながら、みなさんのわんちゃんを一通り見せていただきますね」

そう言うと、ジャーキーを与えながらそれぞれのわんこの様子を見て周られました。

そして、「では、これから少し席を移動していただきます」と言われました。

ある吠えているわんちゃんの飼い主さんには、席を少し後に下げて飼い主さんの椅子を反対側(外側)に向かせ、その前に低いついたてを立てて、わんちゃんに他のわんこが見えないようにされたり、

ある飼い主さんの席を一歩前に移動させ、少し周りと距離を置いたりして、

それぞれのわんこがベスト(安心)の位置になるように変えられたんです。

すると、それまでワンワンと威勢よく吠えていたわんちゃんの殆どが静かになりました。

「犬は環境の変化に非常に敏感な生き物です。今日はこれだけ狭い部屋に沢山の犬が集まっているので、どの犬もかなりの緊張状態になっているはずです。その緊張をほぐし、ストレスを軽減してあげることで、犬は安心し、集中もしやすくなります」

パパとミントの席も一歩前に移動しました。(パパと私は隣同士に座ってました)

ミントもマロンも別に吠えているわけでもなかったのですが、先生は

「この2頭はお友達ですか?」とパパに聞いたんです。

「はい」と言うと、

「このわんちゃん(ミント)は、向こうのわんちゃん(マロン)をとても気にしていますね。多分このままでは集中してトレーニングできないと思うので、1歩前に出てみてください、ちょっと距離をおきましょう。家でトレーニングする場合は、2頭同時ではく、1頭ずつやったほうがいいと思いますよ」

と言われました。

す、すごい!

確かに、昨日のミントは最初、マロンのほうばかり気にして、全然集中力がなく、大好きなおやつにさえ見向きもしてなかったんです。

それから、セミナーが始まりました。

午前中は、人に飛びつく癖のある犬を飛びつかなくするやり方などいくつかのことを実際に犬を使いながらやり、45分程度たったところで

「そろそろ犬も疲れてくる頃ですので、ここで犬には少し休憩してもらいましょう。飼い主さんには、上の研修室でスライドを見ながら話を聞いていただきますね。」

ここで私が素晴らしいと思ったことは。。。

犬の休憩のさせ方です。

こういったセミナーなどでは、「こうしてください」とやり方を統一されることが多いのですが、先生は

「では、次の3つの中から方法を選んでください。
車の中でクレートに入ってお留守番するのが落ち着くという犬には、車の中で、
この場所でもクレートに入っていれば落ち着くという犬には、この場所で、
飼い主さんの足元で伏せたり、抱っこされたりしているのが落ち着くという犬には、飼い主さんの傍で。
それぞれ好きな方法で休憩させてあげてください」

と言われたんです。

マロンは留守番自体が苦手ですが、私たちが抱っこしていればおとなしく寝てくれる子なので、抱っこして連れていくことに、ミントはひとりで留守番もできる子なので、クレートに入れて車で留守番してもらうことにしました。

そして、スライドを見ながら犬についての勉強。

犬というものがどういう生き物なのかをよく知り、何を考えて行動しているのかを探りながら人間とうまく共生していくように導くのが私たち飼い主の仕事である、という内容のお話をわかりやすく、いろんな角度からお話されました。

犬に全然関係ない、簡単な図形の問題を出され

「この答えがわかる方」と言われました。

2人ほど手をあげ、答えを言うと

「正解です、ではこれを差し上げましょう」

と、ご褒美を出されました。

そして、次にまた問題を出すと、今度は何人もの人が手をあげます。

先生は、

「私が何を言いたいのかおわかりでしょうか?先ほど、最初に質問したときは手をあげる方が少なかったですが、ご褒美を渡したら、『あ、答えたら何かもらえる』と思ってモチベーションが上がったでしょう。それで次の質問には何人もの方が手をあげられましたね。
犬にも同じことが言えるのです。
飼い主の要求に答えたら、ご褒美がもらえた!
じゃ、次はもっと頑張ろう!!!というふうに」

「トレーニングは、飼い主にも犬にも楽しいものでなくては、信頼関係も築けませんし、長続きしません。
犬の能力を最大限に発揮させるためには、『楽しさ』というモチベーションは不可欠なのです」

次のスライドには、先生の愛犬がソファの上で毛布にくるまり、気持ちよさそうに寝ている姿が映っていました。

それを見せながら先生は

「うちの犬は甘えん坊なんですよ、とっても。このソファが大好きなんです。
よく、人間がリーダーになるために、ベッドやソファに乗せてはいけない、という人もいますが、私はそうは思いません。
もちろん、そこには信頼関係と、最低限のルールは必要ですが。
私はソファの全てを犬には解放していません。彼女(♀犬だそうです)が乗れるのは、写真に写っているこのソファだけです。他のソファには乗せていません。
そういう決め事がきちんとできていれば、乗せてもかまわないと思っています」

この先生の考え方、私はとても共感できるな~と思いました。

確かに、人間社会の中で犬が幸せに生きるために、ルールを教え、リーダーとなって犬を従わせることは重要だと思いますが、それはあくまでも犬が人間を信頼し、心から従いたいと思っている場合であって、力や恐怖(暴力や罰)などで無理やり従わせるのとは、意味が違うと思います。

興味深いセミナーでしょう(*^m^*) ムフッ

午後については、また明日に続く~~~(うふふ)


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コメント

テリー先生のレッスンが直接受けられるなんて!うらやまし~い!!
すごくいいでしょ~♪
私は、JAHAの関係の講座等で、何度か先生の講義を聴き、他の方へ指導されるところを見たことがあります。
私が直接お世話になっているインストラクターの先生方も、みんなテリー先生のお弟子さんなんです。
犬をほめてしつける方法は、マロンママさんが感じられた通り、犬がほめられてうれしい、もっということを聞いてほめて欲しいと思うような飼い主でいることが一番大事なんですよね。
犬には犬なりの思いや事情?がある、飼い主にも飼い主の事情と希望とこだわりがある、それをどうやって折り合いつけていくのか・・・
ただ単に、「しつける」ということだけでなく、犬との関係について根本から考えさせられるし、より深い信頼関係を築く手助けとなる方法だと思います。
後半、楽しみにしてますね~♪

あー、やっぱり、マロンママさんも参加されてましたか。
実は私も参加してたんです。
白い、でぶっちょの犬を連れてました。
私は、いつもこのブログでマロンちゃん&ミントちゃんを
見てたのですぐわかっちゃいました。


話しかけたかったんですが、
不審者だと思われたらどうしようって思っているうちに終わってしまいました。
10時から4時って、長いなーって思ったんですが、実際やってみたら
短かったですよね?

学生時代、ちまぎょろさんから話を聞いて、
テリー先生のことを知り、
今の職場のボスはテリー先生の知り合いってことで
いろいろ自分なりに知識として頭に入ってたつもりでしたが、
実際、昨日セミナーを受けてみると、
やっぱりすごい人ですよね。

改めて、勉強しなきゃと思いました。

うちでも、マカロニ伏せ、特訓中です。

マロンママさんお久しぶりです!
しつけの話、とても参考になります。そらもビビリなので、褒めるしつけはとてもあっているように思います。先日行っていたしつけ教室の先生も褒めて、おやつでしつける方法でした。相変わらず吠えたりはしますが、私の言うことは前より聞くようになってきたと思います!
午後の授業の話も楽しみにしています♪

いや~本当に良かったですよね。うんうん。
テリ―ライアン先生の世界にどっぷりひたってしまった私は写真を一枚も撮らずにいました(?)
しかしマロンママさん、さずが!
とてもいい文章です。
私はというと、頭の中で整理がつかず結局「行ってきました」の一言で終わっちゃいました。情けない・・・
今までこのようなセミナーに参加した事がなかったので私にとってもちゃむにとってもいい経験ができました。
本当はしずかも一緒に参加できたら良かったんですけどね。
今回のセミナーを教えてくれたマロンママさんに感謝で~す♪

◆まあるさん
いや~、テリー先生、素晴らしかったです!!!!!
あれだけ有名な先生なのにもかかわらず、気取ったところが一切なく、とても優しくて包み込むようなオーラが出ていて、それだけで私はやられちゃいました(笑)
わかりやすく、丁寧にいろいろ教えてくださり、誰もが自信を持てるような指導をしてくださいました。
先生の指導を見ていて、飼い主も犬にこんな風に接することで、犬も自信をつけ、楽しく成長できるだろうな、と肌で感じることができて、とてもラッキーだったと思います。
まあるさんのお世話になっている先生方も、テリー先生のやり方で指導なさっているんですね。
いいですね、この方法。
飼い主も犬も楽しめる素晴らしいやり方だと思いました。
いかに、今までできてなかったか、ということを気付かされるいい機会にもなりましたので、また心を新たに頑張りたいと思います(*^-^*)

◆なおさん
え?そうなんですかーーー???
行かれてたんですね!!!
声をかけてくださればよかったのにぃ(笑)

いやー、よかったですね、セミナー。
あの先生の考え方がとても好きになりました。
私も頭では理解していたつもりでしたが、やっぱり実際は全然違うんだな~と気付くいい機会になりました。
シンプルに教えることって難しい(苦笑)
次回も絶対参加しようと思いましたよ~。
今度は声かけてくださいね(うふふ)

◆みきさん
こちらこそ、ご無沙汰してます(*^-^*)
しつけ、みきさん&そらくん頑張ってますもんね~♪
うちは完全に自己流だったんですが、セミナーに参加してみて、やっぱりできてないところがいっぱい見つかりました。
それに気付くいい機会でしたよ~(^ ^)
この先生のやり方が、今の褒めてしつけるやり方の源流らしいです。
やっぱりね、違います、オーラが(笑)

◆nico70さん
本当によかったよね~~~!!!
すごく充実した時間で、本当は「足りない」と思ったくらいでした(笑)
あんな指導だったら、毎日でも受けたいね(*^m^*) ムフッ
犬ももちろんだけど、飼い主のほうもぐんぐん成長できそうな気がしましたよーー。
田舎だと、こういうチャンスって滅多にないので、貴重な時間だったよね、しかも素晴らしい先生だったし♪
また次もぜひ一緒に参加しましょうね~~~(*^-^*)
次回はしーちゃんを連れて。。。どう?

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